生キャベツ食べるとお腹が張る 

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生き続けるために必要な酵素

体内の酵素が失くなると

生きていられないらしい


しかも酵素には

消化酵素・代謝酵素・食物酵素とあるが

前の2つは体内にしかないもの


食物酵素は食物に含まれている酵素

唯一体外から取り入れることができる


食物酵素を取り入れて体内にある消化酵素をどう補える?!


と疑問はあるが、ないよりあった方がいいはず


ということで


生野菜や果物、発酵食品に含まれているので


私は毎朝無調整豆乳に

自家製甘酒を入れたものを飲み


1日2回の食事の中で

必ず生野菜を小鉢で山盛り食べているんですよ

と、お客様と話していると


生キャベツを食べるとお腹が張るんです


ガスが溜まって困るんです


生キャベツに限局され驚いたが


そういえば

私もたしかにここ2,3日はやたらと

腹ガスが出る


それまでは

毎晩深夜0時前後にトイレに駆け込み

下していたほうに意識があって

腹ガスが全く気にならなかった


(深夜0時前後の泄瀉は東洋医学では胆のうの影響肝臓が作用していると考えられています)

(ストレスによる気機の失調のあらわれです)


腹満は

肝気の疏泄不調でもあります

中医学的には肝気鬱結ですが


キャベツの

グルコシノレートの分解生成物である

イソチオシアネートがガス発生の原因のようです


イソチオシアネートは

グルコシノレートとミロシナーゼが

接触して酵素反応が起きてできるものです


生キャベツだけではなく

大根、ブロッコリー、カリフラワー、白菜

ケールなども

生でシャリシャリ食べるとガスが発生します



だったら

生キャベツを摂らなければいいか


というとそうでもなく


最近よく耳にする

ブロッコリーのスルフォラファンは

このイソチオシアネートの名称の1つ

だそうです


イソチオシアネートは

体内の解毒酵素の働きを高め

がん細胞の増殖を抑制するので

がん予防効果があり

抗酸化力を高める働きもある優れもの


生成される元になるグルコシノレートは

グルコースおよびアミノ酸の誘導体であり

硫黄と窒素を含む

自然由来の有機化合物の群に属していて


ミロシナーゼは酵素

この2つは互いに別々のところにあって

すりおろしたり咀嚼することによって

イソチオシアネートができる



イソチオシアネートは

比較的加熱に強いが長時間はだめみたい


蒸すのがいいって最近よく言ってますよね


で、ここでまた


疑問が出てまいりました


生で食さず蒸す場合は

野菜を細かく砕いたりしてから

蒸すべきではないかと

イソチオシアネートを作ってから

蒸すべきかなと思ったのですが


大根、ブロッコリー、カリフラワー、小松菜

チンゲン菜、芽キャベツなどでも

軟らかくなるまで蒸さないってことかしら


比較的生で毎日食べるとすれば

この中ではキャベツぐらいですよね

だから生キャベツに限局され

生キャベツを食べるとお腹が張る

ということが理解できます

青汁も同じようになるということです


ただこのイソチオシアネート

摂取してもよいとされる量はどれぐらいでしょうか



虫から守るための防虫効果もあるものだけど

意識して食すぐらいは問題ないのかな



それにしても私の経験上腹ガスがよく出るときは


お菓子や小麦をつかった糖質のものを

多く食べた時やストレスで

便秘と下痢を繰り返したりと

腸内環境が悪い時に

腹ガスがかなり多くなります


腹ガスが多くても

出せる環境であれば全く問題なく

お通じもよくなります


しかし、

仕事中などや腸内環境が悪い時には

お腹にたまりかなりつらくなります


たまりすぎると

出そうと思っても出ず

気持ち悪くなり頭痛まで起こります


そうなるまでに生キャベツは控えたり

すりごまやトマト

黒酢やレモンなどを食したり

ストレスをためないようにするといいそうですよ



鍼灸でリラックス

鍼灸でお通じをすっきりさせるのもおすすめです

長くなってしまいました

ご意見などございましたら

遠慮なくお教えくださるとありがたいです